中華カーボンホイールとLWC WHEELSのカーボンホイールの違い

LWCのホイールは中華カーボンホイールですか?

お客様から多い質問として「LWC WHEELS」のカーボンホイールは中華カーボンホイールですか?というのがあります。

まず、そもそも論として、ロードバイクのカーボンホイールやカーボンフレームの最大の生産国は台湾や中国。

これは間違いない事実です。


大手ブランドの製品も、当該社が設計をしたものをアジアの国の工場に生産させ、ラベルを貼り付けたものが大半というのが現状です。

LWC WHEELSのカーボンホイールを生産する工場もそういった国に位置しており、そういった意味では「広義の中華カーボンホイール」と言えるかもしれません。

では、どこにLWCのメリットを見出すのか。少しかいつまんでご説明します。

中華カーボンホイールとLWCのカーボンホイールの違い

中国と日本、生産が合理的?非合理的?

これは一般論ですが、中国は良く言えば合理的な生産活動を行っています。

例えば、歩留まり95%を99%に高めるにはかなり手間暇と費用がかかり◯◯元必要だ。単価もそれなりに上がってしまう。

となれば、100個の注文に対し106個納品するからそれで良いじゃないか。という考えがあったりします。

実際、有象無象の中華カーボンホイールは多数あり、玉石混交。

しかしながら総じて言えるのは「不良率」が高いこと。言ったら交換してもらえることは当然あるものの交渉は大変なもの。

特に高額なカーボンホイールであれば上記のような割り切った考えはしにくいと考えます。

一方で、日本はというとそもそも不良は悪で「発生させない、流出させない」ことを徹底します。

それは当然良し悪しです。悪く言えば過剰品質とも言えるかもしれません。

しかし、LWCはそれを是と考え、日本の品質管理手法について可能な範囲で協力工場に導入することで品質の安定化を図り、不良品の低減を行っています。


当然、それは製造コストに跳ね返ってきますが、こと自転車のホイールという重要な部品の供給を担う上で、やむを得ないことと考えています。

知識のある者が生産しているか

上記で書いたように、無印の中華カーボンホイールは有象無象存在します。それは、以下の組み合わせで分類できます。

①ロードバイクのホイールに関する知見がある

②カーボンの成形に関する知見がある

③カーボンホイールの製造に関する知見がある

全部で8通りあります。

①②③全て✕(カーボンの成形すらできない)のメーカーは論外として、中国のメーカーのすごいところは、②さえ出来れば見様見真似と試行錯誤で外観はいい感じの製品を仕上げてしまうことです。

そして、ある程度やって儲からないとすぐに撤退するというのが常です。このあたりも合理的ですね。

新陳代謝がすごく雨後のたけのこのように新しいメーカーが出ては、なくなっていく。その繰り返しです。

これが、「中華カーボンホイールは怖い」と言われる一番の原因と言えるかもしれません。

粗悪な工場でも、見た目の良いホイールを仕上げてくるが故に、信頼できるメーカーを見つけるのが難しいのです。

最後に

LWCは現地訪問等を通じて関係を築いた信頼できる協力工場にカーボンホイールの生産を任せており、それが現在のお客様からのご好評につながっていると自負しています。

簡単ですが、これが中華カーボンホイールとLWCのカーボンホイールの違いです。

ぜひ、当店のホイールをご検討頂ければ幸いです。

AERシリーズ画像