ロードバイクカーボンホイールのエントリーモデルをつくりました!
ロードバイク・カーボンホイールのエントリーモデルの決定版
先般、LWC wheelsではロードバイク用カーボンホイールのエントリーモデルとして「NL」(ノーマルライト)シリーズをラインナップに加えました。
すでにウェブサイトにはアップしておりましたが、今回改めてご紹介したいと思います!
コンセプト
コンセプトは手軽に買えるエントリークラスのカーボンホイールです。
7万円台からで購入できるエントリーモデルと言えども、LWCの強みである「軽さ」や「パーツへのこだわり」と言った部分は従来の「SL」を踏襲しており、その上で1万円超の価格低減に成功しています。
とはいえ、これについては「いやいや、安い分性能も下がっているんだろ?」という疑問が出るのが当然です。
ここからは、NLシリースが実際にどういったところをSLシリーズから変更して価格を下げているのかというところを明らかに致します。
NLシリーズラインナップ表
まずは、NLシリーズのラインナップです。チューブラーのみ、ハイト別で4種ご用意しております。
※(2017/2/6追記:クリンチャーも追加致しました。)
NLシリーズラインナップ
商品名 | 適用タイプ | スポーク本数 | 重量 | 推奨用途 |
24mmNLチューブラーホイール | TU | leader,20/24 | 1150g | ヒルクライム |
38mmNLチューブラーホイール | TU | leader,20/24 | 1280g | ヒルクライム、オールラウンド |
50mmNLチューブラーホイール | TU | leader,20/24 | 1360g | オールラウンド |
88mmNLチューブラーホイール | TU | leader,20/24 | 1660g | 平坦(トライアスロン、TT、耐久レース) |
※(2017/2/6追記:クリンチャーも追加致しました。)
(参考)SLシリーズラインナップ
24mmSLチューブラーホイール | TU | cxray,20/24 | 1010g | ヒルクライム |
38mmSLチューブラーホイール | TU | cxray,20/24 | 1120g | ヒルクライム、オールラウンド |
50mmSLチューブラーホイール | TU | cxray,20/24 | 1220g | オールラウンド |
88mmSLチューブラーホイール | TU | cxray,20/24 | 1520g | 平坦(トライアスロン、TT、耐久レース) |
表をご覧頂ければわかりますが、NLシリーズがSLシリーズ異なる部分はリムとスポーク。本記事では、特にこれら異なっている2点を中心に解説して参ります。
スペックやおすすめの用途も含めてまとめておりますので、選定の一助になれば幸いです。
スポークについて
ひとつ目はスポークの違いです。
スポークにはスポークメーカーの名門SAPIMのエントリーモデルであるLEADERを採用。
このスポークはエントリーモデルということで、これまで採用してきたCX-RAYと比べると、エアロ効果の面では劣るもののプレーンスポークとしては水準以上の性能を持っています。
カラーはシルバーを採用しています。
(参考)SAPIM LEADERスペック
- 直径:2mm
- 重量:431g(64 pcs x 260mm 14G 2.0)
- 引っ張り強度:1080-1180N/mm2
リムについて
続いてはリムの違いです。
リムについては、エントリーモデル用にSLリムより製造の歩留まりを上げる方向で設計しており、重量がややアップしております。
「歩留まりを上げる」ために若干カーボンに厚みを持たせるなどの工夫をしているため、僅かながら強度・剛性感がアップしているというメリットがあります。
多少重量がアップしているとはいえ、ロードバイク・カーボンホイールのエントリーモデルに用いるカーボンリムとしては破格の軽さを誇っており、胸を張っておすすめできます。
NLシリーズリムの特徴
- 価格費で破格の軽さ
- SLシリーズと比べてやや丈夫
- SLシリーズと比べると少し重い
まとめ
- ロープライスでカーボンホイールを体験してみたいという方
- エントリーモデルのカーボンロードバイクを買ったもののホイールがアルミでカーボンホイールを試してみたいという方
- 普段使いのカーボンホイールを探している方。
特にこれらに該当される方には、こちらの「NL」シリーズが最適だと考えておりますので、ぜひご検討ください。
もちろん、それ以外の方にも満足いただける仕上がりとしておりますので、よろしくお願いします。
Leave a comment